Modi Hair Plant
術後管理システム
植えて終わりではありません。生着まで共に歩みます。

WHY AFTERCARE
生着は手術後の2週間が左右します
毛髪移植は、毛包を移した後、その毛包が新しい場所に定着して初めて完成します。移植した毛包が頭皮に定着するには通常2週間かかり、この時期にどのように洗浄し、保湿し、衝撃を避けるかが生着の環境を決めます。モディヘアプラントは、手術翌日から12か月まで、時期ごとの診療とケアでこの過程を管理します。
RECOVERY TIMELINE
時期ごとの回復経過
| 時期 | 状態と管理 |
|---|---|
| 手術当日 | 移植部位は専用ジェルと創傷スプレーでドレッシングし、衛生キャップをかぶせます。麻酔は通常、夜11〜12時頃に切れ始めるため、処方された鎮痛消炎剤を服用します。 |
| 翌日 | ご来院いただき、ドレッシングジェルを除去し、初回のシャンプー後に高圧酸素治療を受けます。 |
| 〜3日 | 額のむくみと、枕につく薄ピンク色の滲出液が現れることのある時期です。 |
| 〜2週間 | ガーゼシャンプー法で移植部位を洗浄し、生着スプレーで保湿します。軽い散歩以外の高強度の運動は避けます。 |
| 2週間以降 | 生着の可否がほぼ決まり、自由なシャンプーが可能になります。 |
| 3・6・9・12か月 | 時期ごとの頭皮ケアと経過診療で、発毛と回復を確認します。 |
WASH & DRESSING
洗浄とかさぶたの管理:2週間のガーゼシャンプー法
手術当日は、病院でお渡ししたドレッシングシャンプーを移植部位にそっと塗り、濡れたガーゼをかぶせて3〜5分ふやかした後、ぬるま湯でガーゼをはがし、流水ですすぎます。ドレッシングシャンプーには消毒成分のクロルヘキシジンが含まれているため、追加で頭皮に消毒剤を塗る必要はありません。乾かす際は熱すぎないぬるい風で乾かします。手術後2週間までは、このガーゼシャンプー法で移植毛包を守りながら洗浄し、2週間以降は自由にシャンプーできます。
過酸化水素・ポビドン溶液は細胞毒性があり、傷の上皮化を遅らせるためおすすめしません。感染が心配でも、マデカソル・フシジンなどの軟膏や粉末状の止血剤を患部に塗らないでください。消毒が必要な場合はクロルヘキシジン溶液が適しています。

SWELLING & PAIN
むくみ・滲出液・痛みはこうして抑えます
手術時に局所麻酔剤と生理食塩水を注入するため、初期の3日ほどは額がむくむことがあります。約97%は大きなむくみなく経過し、一部では浮腫が目の周りに下りてきます。額は冷罨法(れいあんぽう)で、目の周りに下りてきたむくみは温罨法とマッサージでほぐすと早く引きます。
- 滲出液:枕につく薄ピンク色の液体は、注射液と少量の出血が混ざったもので、最大3日まで出ることがあるため、衛生枕シートを敷いて眠ります。
- 睡眠:非切開は枕を使って楽に眠って構いません。座って眠らなければならないというのは切開手術を基準とした話です。
- 痛み:麻酔が切れる夜の時間帯に、処方された鎮痛消炎剤とともにアセトアミノフェン(タイレノール)を服用すると、痛みを効果的に軽減できます。
EXERCISE
運動はいつから可能か
再開の時期は運動の強度と手術方式によって異なります。切開・非切開ともに、手術後2週間以内は心拍数と血圧を大きく上げない軽い散歩のみをおすすめします。移植した毛包が2週間でほぼ定着し、外側の層もある程度回復して感染リスクが下がるためです。
| 手術方式 | 高強度の運動・かがむ動作 |
|---|---|
| 非切開 | 2週間以降に可能(組織の損傷が浅く回復が早い) |
| 切開 | 4週間以降を推奨(縫合線に張力がかかると傷が開くことがある) |
高強度インターバル・ウェイト・水泳、かがんで重いものを持つ動作は、上記の時期以降に経過を確認してから始めるのがよいでしょう。
HYPERBARIC OXYGEN
回復を助ける高圧酸素治療
高圧酸素治療は、高気圧の状態で高濃度の酸素を吸入し、血中の酸素分圧を高める治療です。新陳代謝を高め、炎症を抑えることで術後の回復促進と浮腫の予防に用いられ、かゆみや毛包炎、随伴脱落の症状を軽減できるという研究結果があります。あざやむくみを軽減するため、すぐに出勤しなければならない方に特におすすめします。
高圧酸素治療を受けた患者群は、毛包幹細胞の分裂能力と、分裂細胞の指標であるPCNA値が、一般の患者群より有意に高く観察されました。

HOME CARE
自宅で続けるホームケアキット
手術後、ご自宅でも安全に管理できるようホームケアキットをお渡しします。市販製品ではなく、自ら研究して作った生着スプレーが含まれます。
ドレッシング専用シャンプー
クロルヘキシジン消毒成分の入ったシャンプーで 2週間のガーゼシャンプー法に使用し 感染と炎症を予防します。
生着スプレー
微酸性次亜塩素酸水(HOCL)成分で 手術部位が乾いたりつっぱったりするとき こまめに噴霧して保湿・殺菌します。
衛生枕シート
最大3日間、薄ピンク色の滲出液がつくことがあるため シートを敷いて眠り 毎日清潔なものに交換します。
むくみ緩和アイスパック
初期3日間の浮腫予防のため 手術部位ではなく額に 冷罨法として使用します。
使い捨て衛生キャップ
手術当日に厚く塗ったドレッシングジェルを覆い 移植部位が乾いたり 毛包が抜けたりするのを防ぎます。
鎮痛消炎剤
麻酔が切れる手術当日の夜 痛みがあるときに服用し タイレノールを併用すると効果的です。
手術後の飲酒と喫煙は生着率に影響することがあるため、1週間の禁酒と2週間の禁煙をおすすめします。食事はタンパク質が豊富な赤身肉・魚、ナッツ類、野菜を中心にし、塩辛すぎる・辛すぎる食べ物や揚げ物は避けるのがよいでしょう。
CARE PROGRAM
時期ごとの頭皮ケアと経過診療
回復期には頭皮高周波で敏感になった頭皮を鎮静させ、3・6・9・12か月にはヘアセル磁場治療やエレクトロポレーション、遠赤外線治療などで毛髪の成長と再生を助けます。カウンセリングから手術、術後管理まで同じ医療スタッフが経過を共に確認し、気になることや不快な症状があればいつでもご来院いただき点検を受けられます。



