Modi Hair Plant
毛髪移植の手術過程
患者さまが安心できるよう、すべての過程を公開します。

MODI'S SURGICAL PROCEDURE
毛髪移植は段階ごとに結果が分かれます
毛髪移植は、後頭部の健康な毛包を採取して必要な部位へ再配置する美容手術です。同じ毛包でも、どのようにデザインし、どのように採取・分類・保管してどの位置に植えるかによって結果が変わります。モディヘアプラントは、カウンセリングから回復まで全過程を医療陣が直接行います。
- 01
術前検査とカウンセリング
既往歴・服用中の薬を問診し、当日の基本検査を経て、お一人おひとりに合った計画を立てます。
- 02
ヘアラインデザイン
顔の比率と頭の形を考慮してラインを実際に描きながら、患者さまと合意します。
- 03
毛包の採取
専用パンチで後頭部の毛包を一つずつ、患者さまに合った剃毛方式で採取します。
- 04
毛包の分類
すべて採取したのち、高倍率の顕微鏡で太さと毛の本数に応じて分類します。
- 05
毛包の保管
専用クーラーで冷却し、保存液に浸して植毛の直前まで状態を維持します。
- 06
植毛と回復
デザインしたラインに沿って方向・角度・密度を合わせて植え、回復の経過を管理します。
PRE-OP SCREENING
術前検査 — 生着のスタートライン
毛髪移植は緊急の手術ではなく、体が最良の状態のときに行ったほうが生着に有利です。そのため術前に既往歴を尋ね、当日の空腹時血糖・血圧などを検査し、空腹時血糖が高い場合はその場でHbA1c(直近約3か月の平均血糖)を確認します。
コントロールされていない糖尿病があると、皮膚の治癒や血管新生の能力が低下して生着率が下がり、合併症のリスクも高まります。この場合はまず治療を行ったうえで、最低1か月後に手術を延期するようご案内します。痛風・高脂血症・脂肪肝・血圧などは、あらかじめコントロールすれば手術が可能です。
DESIGN
デザイン — 描いて、一緒に決めます
自然さは、その多くの部分がデザインで決まります。額と鼻・顎の比率を基準としつつ、頭の形や既存の密度に応じてラインを実際に描いたうえで、患者さまと医師が一緒に確認します。額を狭めたい場合でも、実際に描いて手で隠してみると、適切な範囲で合意に至ることが多くあります。こめかみの高さや密度も印象を大きく左右し、デザインは植毛の直前に再度点検したうえで移植を始めます。
EXTRACTION
採取 — 無剃毛・非剃毛・ライン剃毛
切開でも非切開でも、傷跡がまったく残らない毛髪移植はなく、非切開は小さなパンチで一つずつ採取するため目立ちにくいだけです。モディヘアプラントは、患者さまの状況に合わせて剃毛方式を分けています。
- 無剃毛:採取する毛包以外の毛包は切らないため最も目立ちにくく、大量に採取しても後頭部が目立ちにくいです。
- 非剃毛:特許を取得した専用クリッパーで一つおきに短く整えたのち、その間を採取します。ボリュームは少し減りますが、費用の負担が軽くなります。
- ライン剃毛:複数のラインで剃毛区間をつくって採取します。髪が長ければ目立ちにくいですが、ラインを細かく分けすぎると後頭部に五線譜のような傷跡が残ることがあるためお勧めしません。
採取には専用パンチを使用します。丈夫な皮膚の表面は切削力の高い回転モードで、敏感な根元・脂肪層はやわらかい振動モードで扱い、上部のサクションの陰圧で毛包を固定して、損傷なく均一に抜き取ります。非切開は時間のかかる手術のため、専用チェアを使い、患者さまが横になった姿勢で映像を見ながら楽に受けられるようにしています。
SORTING
毛包の分類 — 8段階のグラデーション
採取した毛包は、太さも毛の本数もさまざまです。自然なヘアラインは、前方には細く毛の少ない毛包を、後方になるほど太く毛の多い毛包を植えてグラデーションをつくる必要があります。モディヘアプラントは、毛包を太いものから細いものまで約8段階に分類します。
分類は高倍率の顕微鏡の下で、50・80・100㎛の線が引かれた透明なアクリル板を毛髪の横に当て、太さの基準を一定に保ちます。人によって変わりうる判断を明確な基準で統一し、毛包を無駄なく分類します。分類容器も市販品が合わないため、3Dプリンターで仕切りの大きさを合わせて自作し、冷却がよく効くように金属コアを入れて使用します。
PRESERVATION & PLACEMENT
保管と植毛 — 時間より溶液、速さより審美
毛包は体外に出た瞬間からストレスを受けます。国際的な専門家の合意では、体外保管が6〜8時間を超える場合は毛包を冷却し、臓器移植用の保存液(クストディオール・HTK)で保管するよう推奨しています。モディヘアプラントが研究所で生理食塩水とHTKに4・8・12時間保管し、免疫蛍光で比較した結果、HTK 8時間保管のほうが生理食塩水4時間保管よりも細胞がよく保存されていました。速い移植よりも、適切な溶液でよく保管することのほうが生着に重要です。
そのため、採取しながらすぐに植えるのではなく、すべて採取して分類したうえで移植します。抜きながら植えると、前と後ろに配置すべき毛包をきちんと分類することが難しいためです。植毛の際はデザインしたラインに沿って方向と角度、密度を一つひとつ合わせ、出血が多い部位や傷跡のあった部位、方向が複雑な頭皮は、速さよりも慎重さを優先します。
AFTERCARE
術後の経過管理
手術後の管理も結果の一部です。モディヘアプラントは移植部位の回復を助けるためにPDRN注射などを活用し、経過を確認しながら必要な管理とご案内を提供します。
