블로그·2026.09.28

海外での毛髪移植、価格だけで決めてもよいのでしょうか?予約前に確認すべき4つのこと

監修 · 유화정 대표원장

海外での毛髪移植、価格だけで決めてもよいのでしょうか?予約前に確認すべき4つのこと

毛髪移植の前に確認すべき安全基準

海外での毛髪移植、価格以外に何を確認すべきでしょうか?

手術費用や旅行日程と同じくらい大切なことがあります。誰が手術を行うのか、感染管理はどのように行われているのか、帰国後に問題が生じた際にどこで診療を受けられるのか、という点です。

今回の記事では、ユ・ファジョン院長の動画と学術誌に報告された感染症例をもとに、海外での毛髪移植を決める前に確認すべき事項を見ていきます。

要点のまとめ

  • 海外だからという理由だけで危険なわけでも、韓国国内だからという理由だけで安全なわけでもありません。医療スタッフと診療体制を確認する必要があります。
  • 論文では、海外での毛髪移植後に非結核性抗酸菌感染症により長期間治療を受けた2名の患者が報告されています。
  • 術後に膿が繰り返し出る、腫れが大きくなる、痛みが悪化するといった場合は、予定された経過観察日まで待たずに診療を受けてください。

海外での毛髪移植、手術後の計画もありますか?

「価格も安く、ホテルや移動まで手配してくれるそうですが、大丈夫でしょうか?」

海外での毛髪移植を検討する際、費用と利便性は重要な比較項目です。ただし、予約や移動をサポートするサービスが、手術の安全性や合併症が発生した際の診療まで保証するわけではありません。

カウンセリングの際は、手術当日の計画と、問題が生じた場合の計画を分けて確認することをおすすめします。特に帰国後は現地のクリニックを再訪することが難しい場合があるため、連絡窓口や診療につなげる方法を具体的に把握しておきましょう。

論文で報告された2名の患者の感染治療経過

2026年にJournal of Travel Medicineで発表された報告では、同じ海外クリニックで毛髪移植を受けた2名の患者の感染事例が取り上げられています。以下は論文の要点を簡潔にまとめたものです。

写真をご覧になる前に

以下の写真は、外部論文に掲載された感染時と治療後の比較写真です。モディヘアプラントで治療した事例ではなく、一般的な毛髪移植の術前・術後の結果を示す写真でもありません。頭皮の病変の写真が含まれています。

1人目の患者:約32週間治療した事例

26歳の男性は、非切開の毛髪移植後約3週間から頭皮に腫れと赤みが現れました。その後Mycobacterium abscessus感染が確認され、約32週間治療を受けました。

論文の1人目の患者の2023年11月の頭皮感染時と、抗生物質治療終了から約3か月後の2024年11月の比較写真
外部論文の症例1。右は抗生物質治療終了から約3か月後の写真です。出典:Jia ら、2026、Figure 1 A–B。CC BY 4.0。動画からキャプチャ後、トリミングおよび説明を追加。

2人目の患者:約30週間治療した事例

35歳の男性は、術後12日目から頭皮に赤みと結節が生じました。同じ菌による感染が確認され、論文では約30週間の治療後の経過が報告されています。

論文の2人目の患者の2025年9月の頭皮感染時と、約30週間の治療後である2026年6月の比較写真
外部論文の症例2。感染時と約30週間の治療後の経過です。出典:Jia ら、2026、Figure 1 C–D。CC BY 4.0。動画からキャプチャ後、トリミングおよび説明を追加。
海外での毛髪移植後に報告された2つの感染症例における症状の発生と長期間の治療経過のまとめ

同じクリニックとゲノム解析が示唆した点

2名の患者は、約2年の間隔をあけて、トルコ・イスタンブールの同じクリニックで手術を受けました。原因菌のゲノム解析ではSNPの差異が1つであることが示され、共通の感染源の可能性が指摘されました。ただし、汚染された特定の器具や水質が感染源として確定されたわけではありません。

この研究の限界

2名の患者の症例報告であるため、海外での毛髪移植全体の感染発生率や国別の安全性を比較することはできません。原著論文を確認する

術後にどのような変化があれば診療を受けるべきでしょうか?

写真だけで正常な回復過程と感染を見分けることは困難です。次のような変化がある場合は手術を受けたクリニックに伝え、必要に応じて近くの医療機関で直接診療を受けてください。

  • 赤みの範囲が広がる、または腫れや痛みが次第に強くなる場合
  • 膿が出る、または同様の病変が繰り返し生じる場合
  • 処方された治療を続けても改善しない、または再び悪化する場合
  • 発熱、悪寒、明らかな体調不良を伴う場合

「術後数週間経たないと問題にならない」という意味ではありません。時期にかかわらず、急速に悪化したり全身症状を伴ったりする場合は、速やかな評価が必要です。

毛髪移植後に繰り返す膿や悪化する腫れ・痛みなど、診療が必要な変化のご案内

診療を受ける際にあわせてお伝えください

手術を受けた日付と国、症状が始まった時期、服用した薬や注射で投与された薬、これまでの検査結果をお持ちいただくと診療に役立ちます。必要に応じて、医療スタッフが培養検査や抗酸菌検査などを判断します。残っている抗生物質を自己判断で追加したり、病変を自分で絞ったりすることは避けてください。

海外での毛髪移植を予約する前に確認すべき4つのこと

1. 誰がカウンセリングと手術を行いますか?

担当する医療スタッフとその資格、手術の各段階での役割、異常が生じた際に診療の責任を負う医療スタッフを確認してください。予約を担当するエージェンシーと実際の医療機関の役割も区別する必要があります。

2. 感染管理についてどのように説明していますか?

器具の滅菌や使い捨て用品の使用、手術室の衛生管理、感染が疑われる場合の対応プロセスについて質問してください。施設の写真や口コミだけでは確認しにくい部分です。

3. 帰国後の診療はどのように継続されますか?

医療スタッフへの連絡方法と返答までの時間、対面診療が必要な状況、帰国後に診療へつなげてもらえるかどうかを確認してください。オンライン相談だけでは対応できない問題が生じることもあります。

4. 問題が生じた際の記録と費用はどうなりますか?

手術記録や処方内容を受け取れるか、追加の検査・治療・再訪問の費用は誰が負担するのかを確認してください。口頭での説明だけでなく、書面で受け取っておくとよいでしょう。

海外での毛髪移植前に医療スタッフ、感染管理、帰国後の診療、追加費用を確認するためのカウンセリングチェックリスト

安い価格や良い口コミだけで判断しないでください

価格が低いからといって、感染管理が不十分だと断定することはできません。反対に、費用が高い、口コミが多いという理由だけで安全性が保証されるわけでもありません。

大切なのは、質問に対する具体的な回答です。担当医療スタッフ、手術の過程、感染管理、術後の診療体制について説明を受け、ご自身で確認した内容を基準に比較してください。

毛髪移植は、手術が終わった日にすべての過程が終了する治療ではありません。回復中の変化を確認し、必要なときに再び診療を受けられるかどうかも、クリニック選びの基準に含めることをおすすめします。

よくあるご質問

抗生物質を飲んでいるのに再び膿が出る場合、薬が足りないのでしょうか?

薬の量だけでは判断できません。原因菌、薬への反応、排膿などの追加処置が必要かどうかを改めて評価する必要がある場合があります。薬を自己判断で増やしたり変えたりせず、服用した薬と症状の変化を医療スタッフにお伝えください。

手術を受けたクリニックから写真だけ送るように言われましたが、オンライン相談で十分でしょうか?

写真は経過を共有するのに役立ちますが、痛み、熱感、病変の深さなどをすべて確認することはできません。膿や悪化する腫れ・痛み、発熱がある場合は、写真による相談だけで待たずに対面診療を受けるほうが安全です。

帰国後に別の医療機関を受診する場合、どのような資料を受け取っておくとよいでしょうか?

手術日と手術方法、処方された薬の名前と服用期間、検査結果、手術を受けたクリニックの連絡先をご準備ください。症状が始まった日付と変化の経過を記録しておくことも役立ちます。

この写真のように見えなければ、感染ではないと考えてよいでしょうか?

いいえ。写真は特定の患者の特定の時点の様子にすぎません。見た目が異なっていても異常がある可能性があるため、写真と似ているかどうかよりも、症状が続いているか、悪化しているかに注意してください。

動画で確認する

ユ・ファジョン院長が、論文に掲載された感染事例と、海外で毛髪移植を受ける前に確認すべき点について説明します。症例の詳細な数値や撮影時期は、上記の本文と参考文献であわせてご確認いただけます。

手術当日だけでなく、その後まで確認してください

この記事の趣旨は、海外での手術を一律に避けるべきだということではありません。どこで手術を受けるにしても、誰が手術を行い、どのような管理のもとで進められ、問題が生じた際にどのように診療を継続できるのかを確認しましょう、ということです。

毛髪移植のカウンセリングでは、アフターケアまで質問してみてください

手術方法や費用だけでなく、術前に確認すべき事項、回復中の診療スケジュール、異常な症状があるときの連絡方法まで、あわせて質問してみてください。

現在、膿や発熱、悪化する痛みがある場合は、オンライン相談の回答を待つよりも、近くの医療機関で診療を受けてください。

参考文献および動画の出典

Jia YZ, Boschung KF, Grant JM, Leung V, Connors WJA. Cluster of genomically linked Mycobacterium abscessus infections following hair transplantation in Turkey. Journal of Travel Medicine. 2026;taag074. doi:10.1093/jtm/taag074.

症例写真の出典:上記論文のFigure 1 A–D。© The Author(s) 2026. Creative Commons Attribution 4.0 International. モディヘアプラントの動画で紹介された写真をキャプチャしてトリミングし、韓国語の説明を追加しました。

動画の出典:モディヘアプラント ユ・ファジョン院長。海外での毛髪移植と感染症例の解説動画。

この記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断や処方に代わるものではありません。紹介した症例と写真は特定の患者の経過であり、すべての患者に同じ結果が現れるわけではありません。治療の要否と方法は、患者の状態を確認したうえで医療スタッフが決定します。