
MODI HAIR GUIDE · 季節の変わり目の薄毛
秋に髪の毛がいつもより多く抜けるからといって、すべてに薄毛治療が必要なわけではありません。 ただし、髪が細くなったり、分け目や頭頂部が広がったりする変化が同時に見られる場合は、単なる季節性の抜け毛ではなく、進行性の薄毛である可能性を確認する必要があります。
こんにちは。モディヘアプラントクリニックです。
涼しくなる頃になると、「最近、髪を洗うときに抜ける量がぐっと増えた」「排水口にたまる髪の毛が多くなった」と心配される方が多くいらっしゃいます。髪の毛は成長期、退行期、休止期を経て抜け落ちる過程を繰り返しています。一本一本の髪はそれぞれ異なる周期にあるため、一定量の髪が自然に抜け、新しく生えてきます。
しかし、髪の毛が抜ける現象だけを見て、季節性の抜け毛だと決めつけてはいけません。男性型脱毛症や女性型脱毛症が始まる時期と重なったり、もともとある薄毛が季節の変わり目により目立って見えたりする場合もあるためです。
要点まとめ
一時的に抜ける量が増えただけであれば経過を見ることもできますが、髪の太さの減少・分け目の広がり・頭皮の露出・生え際の後退を伴う場合は、医師の診断を検討することをおすすめします。
秋にはなぜ髪の毛が多く抜けるのでしょうか?
髪の毛は、すべての毛が同時に伸びて抜けるのではなく、それぞれ異なる成長周期を持っています。成長期を終えた毛は、退行期と休止期を経て自然に抜け落ちます。季節の変化、日照時間の変化、生活リズム、ストレスなどさまざまな要因が毛周期に影響を与えることで、季節の変わり目に抜ける量が増えたと感じることがあります。
こうした変化が一時的で、全体的な毛髪の密度や太さが保たれているのであれば、自然な毛周期の一部である可能性があります。反対に、抜け毛が長期間続いたり、特定の部位の密度が低下したりする場合は、ほかの原因もあわせて確認する必要があります。

季節性の抜け毛と進行性の薄毛の違い

| 区分 | 季節性の抜け毛の可能性 | 進行性の薄毛が疑われるサイン |
|---|---|---|
| 持続期間 | 一定期間増えた後に落ち着く | 数か月以上続く、または徐々にひどくなる |
| 髪の太さ | 全体的に大きな変化がない | 短く細い毛が増える |
| 進行部位 | 比較的全体的に抜ける | 頭頂部、分け目、前髪など特定の部位が目立つ |
| 外見の変化 | 密度の変化が大きくない | 頭皮の露出の増加、分け目の広がり、生え際の後退 |
| 対応方法 | 生活習慣を見直しながら経過観察 | 頭皮と髪の状態に関する診断を検討 |
※ 上記の内容は一般的な区別の目安であり、症状だけで薄毛のタイプや原因を確定することはできません。
抜ける本数よりも「髪の変化」を確認しましょう
薄毛が心配になると、1日に抜ける髪の本数ばかりに注目しがちです。しかし、抜けた毛を毎日正確に数えるのは難しく、髪を洗う頻度やブラッシングの習慣によっても目に見える量は変わります。
そのため、次のような外見上の変化がないかもあわせて確認することが大切です。
- 以前より髪にハリがなく、細くなった。
- 分け目の幅が広がり、頭皮が透けて見えやすい。
- 頭頂部の写真で頭皮の露出範囲が広がっている。
- M字部分や前髪の生え際が後ろに下がったように見える。
- 短く細い髪の毛がよく抜ける。
- 家族に男性型または女性型脱毛症を経験した人がいる。
男性と女性では薄毛の現れ方が異なることがあります
男性型脱毛症
前髪の生え際やM字部分が後退したり、頭頂部の髪が細くなったりする形で現れることがあります。時間の経過とともに薄毛の範囲が広がることがあるため、初期の変化を観察することが大切です。
女性型脱毛症
前髪の生え際は比較的保たれたまま、分け目と頭頂部を中心に毛髪の密度が低下する形が一般的です。髪を結んだときに毛量が減ったと感じたり、分け目が広く見えたりする変化から始まることもあります。

このような場合は薄毛の検査を検討してみてください
- 抜け毛が数か月間続いている、または徐々に増えている場合
- 頭頂部や分け目の頭皮の露出が目に見えて増えた場合
- 前髪の生え際やM字部分の形が変わった場合
- 太い毛よりも細く短い毛が多くなった場合
- 突然、円形に髪が抜けた部分が見つかった場合
- 頭皮の痛み、炎症、強いかゆみやフケを伴う場合
- 出産、急激な体重減少、病気や薬の服用の後に抜け毛がひどくなった場合
特に円形に髪が抜けたり頭皮の症状が強かったりする場合、短期間で急激に抜け毛が生じた場合には、季節性の変化とだけ考えずに診察を受けることをおすすめします。
季節の変わり目の薄毛ケアのための生活習慣
- 無理なダイエットは避けましょう。
急激な体重減少や栄養の偏りは、毛髪の成長周期に影響を与えることがあります。 - 頭皮の状態に合わせて規則的に洗いましょう。
髪を洗う回数を減らしても抜け毛が止まるわけではありません。頭皮の皮脂や汚れを適切に洗い流すことをおすすめします。 - 濡れたまま長時間放置しないようにしましょう。
シャンプー後は熱すぎない風を使って、頭皮までしっかり乾かしてください。 - 睡眠とストレス管理に気を配りましょう。
不規則な睡眠や持続的なストレスは、全身の健康や髪の状態に影響を与えることがあります。 - 同じ環境で写真を残してみましょう。
1か月ごとに分け目と頭頂部を撮影すると、漠然とした感覚よりも変化を客観的に比較するのに役立ちます。
薄毛は「抜ける量」よりも進行しているかどうかを確認することが大切です
モディヘアプラントクリニックでは、現在の頭皮と髪の状態、薄毛の現れ方、生活習慣などを総合的に確認し、一人ひとりの状態に適したケアおよび治療の方向性をご案内します。
秋の薄毛に関するよくあるご質問
秋に髪の毛がたくさん抜けたら、すべて薄毛なのでしょうか?
いいえ。毛周期や季節の変化によって、一時的に抜け毛が増えることがあります。ただし、髪が細くなったり、分け目や頭頂部の頭皮の露出が増えたりする場合は、進行性の薄毛かどうかを確認することをおすすめします。
髪の毛が1日に何本抜けたら薄毛なのでしょうか?
抜ける本数だけで薄毛を判断するのは困難です。シャンプーの頻度や髪の長さなどによって、実感する量が異なるためです。本数とあわせて、髪の太さ、特定部位の密度、生え際や分け目の変化を確認することが大切です。
季節性の抜け毛は自然に良くなることがありますか?
一時的な毛周期の変化であれば、時間の経過とともに抜け毛の量が減ることがあります。しかし、長期間続いたり毛髪の密度が低下したりする場合は、ほかの原因がないか確認する必要があります。
薄毛が疑われたら、すぐに毛髪移植をすべきでしょうか?
そうではありません。薄毛のタイプや進行の程度に応じて、経過観察、生活習慣の管理、薬物療法や頭皮治療など、さまざまな方法を検討することができます。毛髪移植は、現在の状態や今後の進行の可能性、ドナー部の条件などを総合的に考慮して決定します。
まとめ
秋の抜け毛は自然な毛周期の変化として現れることがありますが、すべてが季節性の抜け毛というわけではありません。抜ける量が一時的に増えたのか、髪が徐々に細くなり特定部位の密度が低下しているのかをあわせて確認することがポイントです。
薄毛は原因や進行の仕方によってアプローチが異なります。ご自身で判断しにくい変化が続く場合は、現在の状態を正確に確認したうえで、適切なケアの方向性を決めていただくことをおすすめします。
MODI HAIRPLANT
季節のせいなのか、薄毛の始まりなのか
ご自身で判断しにくい場合は
髪が細くなったり、分け目や頭頂部の変化が続いたりする場合は
まず現在の頭皮と髪の状態を確認してみてください。
モディヘアプラントクリニック · 論峴(ノニョン)駅8番出口から徒歩1分
ソウル特別市瑞草区江南大路91ギル13 モディビル
参考文献および根拠資料
本記事は、以下の学術論文および皮膚科専門機関の公開資料を参考に作成しました。
- Randall VA, Ebling FJG. Seasonal changes in human hair growth. British Journal of Dermatology. 1991;124(2):146–151. 季節による毛髪の成長と抜け毛の量の変化を観察した研究です。 PubMedで見る
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- British Association of Dermatologists. Telogen effluvium. 病気、ストレス、または身体の大きな変化によって正常な毛周期が影響を受けた際に生じうる休止期脱毛に関する患者向け案内資料です。 資料を見る
- American Academy of Dermatology Association. Hair loss: Signs and symptoms. 分け目の広がり、段階的な毛量の減少、生え際の後退など、薄毛の初期変化について説明した資料です。 資料を見る
- Piraccini BM, Alessandrini A. Androgenetic alopecia. Giornale Italiano di Dermatologia e Venereologia. 2014;149(1):15–24. 男性型脱毛症における前頭部・側頭部の後退と頭頂部の変化、女性型脱毛症における頭頂部を中心としたびまん性の減少と前髪の生え際が保たれる傾向について説明した論文です。 PubMedで見る
- Carmina E, Azziz R, Bergfeld W, et al. Female Pattern Hair Loss and Androgen Excess: A Report From the Multidisciplinary Androgen Excess and PCOS Committee. The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism. 2019;104(7):2875–2891. 女性型脱毛症における頭頂中央部の毛髪密度の低下や、比較的保たれる前髪の生え際など、代表的な臨床像を扱った専門家報告書です。 PubMedで見る
※ 季節による毛髪の変化には個人差があり、上記の季節性に関する研究は限られた人数と特定の集団を対象に行われたものです。参考資料の内容だけで個人の薄毛のタイプや原因を診断することはできず、正確な判断には医師の診察が必要です。
本記事は一般的な健康情報を提供するための内容であり、個人の症状に対する診断や治療に代わるものではありません。薄毛の原因や適切な治療方法は個人の状態によって異なる場合がありますので、医師と十分にご相談のうえ決定してください。